Vuelta Madrid -Donde esta aqui?- [スペイン]
休み明けの時差ぼけで、もー大変です(苦笑)。
というわけで、Madrid の市内観光編です。セゴビアは独立項目で、またの後日。
○観光編
・治安状況など
旅行ガイドブック各種にはとかく危ない街と紹介されている Madrid 。ただ、記憶に新しいあの忌まわしいアトーチャ駅爆破テロに起因するのか、街角には前回から比べて相当の警官が溢れていて、結果として犯罪に対する安心感は格段に上昇しています。安全になったというより、何か起きても大事にはならんだろう、という程度ですけれども。なので、夜の待ち歩きとかは、警官の姿を目に捕らえておけば、多少は安心できると思います(基本は自己防衛ですよ)。
とはいえ、スリや詐欺などの実力行使に訴えない軽犯罪は以前として多いので、その辺りには気を配ったほうが良いです。特に、日曜日に行われる無料開放時に美術館に入るときは気をつけましょう。
基本は、あくまでも、「怪しいところには近寄らない」です。
・新名所など
1)Puerta de Europa
高速道路などから遠めに Madrid の丘陵を見ると、高台にひときわ大きいビルが二本見えます。これが、通称「PUERTA de Europa」と呼ばれるツインビル。左右がそれぞれ内側に倒れかかってるように立ってるので、門みたいに見えます。日本だったら許可下りないだろうなぁ(建築法とか知らないけど)。あくまでも通称なので、ガイドの上には乗ってません。駅は 10 号線 Plaza de Castilla 駅の真上です。 行った日は休みだったので、どちらのビルも閉まってました。高台の上に立ってるので、登れたらさぞかしいい眺めだと思います。
2)Hotel Puerta de America
雑誌「Pen」でも紹介されてましたが、Madrid のちと外れにできたデザインホテル。値段がアホみたいに高いので宿泊はできませんでしたが、ラウンジだけも利用できるというので行ってきました。フロント前ではドラマっぽい撮影も行われていて、Madrid でも話題のホテルみたいでした。
なんでこんなとこに行ったかって? このホテルのラウンジはデザイナー Marc Newson が空間デザインしてるんですが、自分が使ってる携帯も彼がデザインしたtalby なので、コラボって(?)写真なぞ納めてきたのです(笑)。
泊まったり食事したりと考えてる人は、ワイン1杯+タパスで7ユーロも取るようなとこなので、心してかかってください(美味しかったけどね)。
新しい買物スポットなどはまた買物編で。
・定番スポットなど
1)美術館
今回はティッセンとプラドに半日ずつで、ソフィアはパスしました。ティッセンは実は定番三大美術館では一番好きな館で、多分一日見てても飽きないと思うんだけど、美術専門で来てない自分には他にも回りたい場所があるので・・・。でも、今度行ってもまた半日はいきたい、そんな美術館です。
プラドは、まぁ今回も外せないでしょう。今回も欧米亜といろんなところから団体さんが来てて、いろんな言葉での説明が飛び交ってました。その中で、ゴヤの初期の作品の解説がとても興味深かったですね。
ガイドさん曰く、
「この絵は当時の地域の力関係もあらわしてます。農民の服は当時の地域の旗の色をしていて、この絵はバレンシアとアンダルシアが争ってるところをずるいマドリーが持っていこうとしているという絵です。」
・・・まぁ、首都なんてそんなとこだよな。
あと、今回の特別展示ではマヨール広場の歴史が紹介されていて、興味深かったです。前回はティツィアーノ特別展示だったし、これには恵まれてるかな。
2)レティーロ公園
前回は警戒し過ぎて行き損ねたので、休日の昼間に行ってみることに。たしかに、浮浪者が集まっててうすら怖い一角もあったけど、池の周りには家族連れやカップルも多かったし、のどかな雰囲気でした。気をつけるには越したことがないけど、休日の午後など人が多そうなときになら多分安心できるでしょう。時期的に、すっかり秋~初冬の雰囲気で、一人旅にはなかなか良かったです(笑)。
3)王宮とか、広場とか
旧市街エリアは前回あらかた見たので、本当にざっと観ただけ。王宮も入らなかったし。大聖堂が、祝日だったせいか参列の人で溢れていました。なんだかんだ行っても、信心深い人は多いですね
【続く】
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