¿Por que me pasa de mi trabajo? [雑文]
クリスマスも終わって年の瀬気分が高まってまいりました。
というわけで、転職にまつわることについて、ちょこっと書いとこうと思います・・・。
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いろんな事情は絡んでたので、単純に言うのは難しいけれど、ことを自分のことだけにそぎ落としてみると、結局のところ、EMS っていう業界・業態とフレックスっていう会社(実態はCという地方の会社)に自分や家族の将来を託せなかった、ということになりそうだ。
「スマイルカーブ」という言葉がある。製造業のプロセスは企画開発・調達・製造・流通・販売とう5段階にあり、そのうち付加価値が高いのは最初の企画開発と販売だけであり、間の3段階は付加価値が低いという。順に並べたときに、付加価値を縦軸にとると、スマイルを描いたようなカーブになることから、こう呼ばれている。
EMS 企業というのは、このうち、付加価値が低い調達・製造・流通を一手に引き受け、それを大量にこなすことで利益を出すビジネスモデルとなっている。このとき、重要になるのはそれぞれのフェーズでのコストなのは自明。高コストな環境ではやってられないし、それなりの規模も必要になる。だから、コストの安いところで工場を作って製造することになる。
ただでさえこのコストの高い日本で、単純にものを作るだけの部門が生き残れるわけもなく、我々技術者もニーズを捕らえて提案をする問題解決能力(ソリューション能力)を高めて生き残っていく必要があると思うのだけど、EMS 企業になるとそういう部門(ソリューションを提案する部門)がないわく、立ち上げる兆しもなく、そうなるとわれわれは言われたまんまに作ればいいことになる。大いなる下請け企業、それが EMS なのだから。
でははたして、そういう仕事を続けて、自分はグローバリゼーションの元で価値のある技術者になれるのか? インドや中国の技術者に取って代わられないためには、製品を企画する能力が必要になるんではないのか?
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新しいところが「メーカー」で居られるかどうかは、このご時勢、どうなるかは判らないけれど、ブランド持ってる部門から「要らない」って言われないように、精一杯頑張ろうと思う。
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