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la selectiòn japones [Football]

惨敗。

冷静に見れば、このチームなら3敗もありうると覚悟してた中、勝ち点1・得点2を挙げたのだし、健闘したのかもしれない。でも、やっぱり、どこかに「こんなものか? こんなものか!」と納得できない面があるのも事実。

個の力が大事、という方向性は間違ってないのだけれど、そればかりで勝ち抜けるほど甘くは無いのは最初から判っていた話。どこの国だって、それなりの選手に監督の力を加えて、試合を闘う「チーム」を作ってきている。ある程度の戦術を授るのは必要だったろうし、例え個に固執するにせよ、可能性を高める個の選択をなぜしなかったのか? 「貢献度」なる尺度で行われた選手選考にも疑問で、今大会における目標(グループリーグ突破・8強)の達成から逆算された方法論とは、とうてい思えなかった。

次回以降に向けて、監督人事はもちろん大事な要素ではあるけれど、日本のサッカーに必要なのは、これからも力強い個を多数育成・排出しつづけていくこと。そのためには、国内クラブの充実が最も不可欠。例えば海外進出だって、選手が移籍するの攻撃陣に偏重する傾向があるから、守備側の選手はなかなか難しいけど、クラブで出て行けばいろんなタイプの選手と対戦できる。ACLだけ見ても、韓国・中国の攻撃陣はもちろん、2nd roundに行けば中東の金満クラブの攻撃陣との対戦も可能だ。高温多湿、軟禁護送、食生活など環境面での経験も大きい。J1上位のビッグクラブが海外を目指す一方で、J2リーグの拡充やクラブシステムの整備を進めることで、トレセンシステムに変わる育成網を構築し、優れた個の発掘をより効率的に行う。こうした事こそが、協会がサポートしていくべきことなんではないだろうか?

そして俺たちは、スタジアムに通おう。身近に行われているフットボールを観よう。代表選手よりもっと身近な、自分達のクラブの選手を応援しよう。きちんと繋ぎ、当たり合いに負けず、強いシュートを枠に飛ばす。そんなプレイに拍手を送ろう。汚いプレイ、弱気なボール回し、不正確なシュート。そんなプレイには罵声を送ろう。勝った負けたに一喜一憂して、充実した1週間を送ろう。

日々のそんな暮らしが、僕等のフットボールを強くしていくんだから。

・・・

ワールドカップは決勝Tに突入。さぁ、ここからがスペインのワールドカップが始まりますよ~。


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コメント 1

ぁ

<シロウト目ですが>
「遊びといえばフットボールだけだった」なんていう国で育った連中と
真っ向から渡り合うには日本という国は楽しいことが多すぎるのかも
しれないですね。
いや、楽しくなくてもやらなければいけないことが多すぎるのだろう。
by ぁ (2006-06-24 18:35) 

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